現在2万5千人以上の小学生が学校をお休みしています。はたして、子どもたちは本当に学校に行きたくないと思っているのでしょうか。答えはNOです。ほとんどの子どもたちは、学校には行きたい、もしくは行かなければならないと思っているのです。当初、子どもたちは学校に行きたくないから休んでいるものだと思っていました。しかし子どもたちのほとんどから本当は学校に行きたいという言葉を聞きました。
半信半疑の部分もありましたが、子どもたちと接する回数が増えるにつれ、子どもたちは学校に行きたくないから休んでいる訳ではなく学校に行けなくなってしまって仕方なく休んでいるということがわかったのです。重要なことは「行かない」のではなく「行けない」というところにあります。子どもたちに学校へ行く気持ちがないのであれば仕方がないと思います。しかし、子どもたちには本当は学校に行きたいという気持ちがあるのです。
エンカレッジでは学校に行く気持ちがあるのであれば行くことができない原因を見つけて解決してあげよう、いや解決してあげればならないと考えています。それが私どもに託された使命だとも感じています。もちろん簡単なことではありません。
子どもたちにとっては学校に行けないほどの深刻な悩みがあるからです。性格的なこと、対人関係、きっかけ、子どもによって様々ですが、みんな色々な悩みを抱えています。しかし子どもたちは「本当は学校に行きたい」と思っています。エンカレッジはその気持ちを何より大切にしたいと考えています。
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